こんにちは! batabata(@batabata_t)です。
冬もいよいよ本格的になってきました。
乾燥の季節で活躍するのが、「加湿器」ですよね!
もう皆さんの家では加湿器を出しましたか?
ちなみにウチは今まで加湿器が無かったのですが、
最近ようやく空気清浄機付きの加湿器を購入しました。(空気清浄機付きのものは、チョット高かいんですが…笑)
近年は高気密高断熱住宅も普及してきて、より暖かい家が増えてきましたよね。
意外と知られていないことなんですが、
実は、高気密高断熱住宅のような暖かい家ほど乾燥しやすいんです。
のどの乾燥は、風邪の原因になってしまいます。
また、女性にとっては乾燥による肌へのダメージも考えものですよね。
こまめな水分補給や、のど飴、マスク、濡れたタオルを干す…なども乾燥予防として役立つのですが、加湿器が最も加湿効果がコントロールしやすいので、乾燥しがちな冬にはぜひ設置しましょう。
おすすめの加湿器については、様々なサイトでも紹介されているのですが、
今回は意外と知られていない、“加湿器の適切な置き場所”についてまとめてみました。
Contents
ここはNG?!加湿器の置き場所
さてクイズです!
次のような部屋の場合、①~④のうちどこに加湿器を置けばいいでしょうか?
正解は・・・
④です!!
それでは、その他の場所に置くとなぜNGなのか、紹介していきます。
NG①:窓の近く
窓は部屋の中でも最も結露がしやすい場所。そんな場所の近くに加湿器を置くと、更に結露がしやすくなってしまいます。
朝、起きると寝室の窓がビショビショ…なんて状況、あるあるではないでしょうか。
そもそも、窓が結露する理由として、主に3つ挙げられます。
- 部屋と外の温度差が大きい
- 窓の性能が低い
- 部屋の湿度が高すぎる
冷蔵庫から出したビール瓶をイメージしてください。
冷蔵庫から出したビール瓶を部屋に置くと、部屋の温度と瓶の温度差によって、
部屋の中の水分が瓶の表面につきます。これが結露という状態で、そもそも結露は温度差によって生じます。
結露を生じない家にするためには、満遍なく家全体を暖めると同時に窓の性能を上げることです。
しかし、どんな家でも加湿のし過ぎは厳禁。カビの原因になってしまうからです。
特に加湿器を窓側に置いてしまうと、どうしても窓の表面に水滴がつきやすくなってしまうので避けましょう。
NG②:部屋の隅
加湿器を目立たせないように、部屋の隅っこに置く人は多いと思います。
しかし、部屋の隅に置くことのデメリットとして、
- 壁がカビてしまう危険
- 部屋全体に加湿が行き渡りにくい
このようなデメリットがあります。
特に壁が珪藻土の場合は水分を含む性質があり、余計にカビやすいので注意しましょう。
NG➂:電化製品の近く
危険なのが電化製品の近くに置くことです。
精密機械は水分に弱いので、故障の原因となってしまいます。
テレビ、DVDプレーヤー、音楽プレーヤー、電話、パソコンなど、私たちの生活は電化製品に囲まれています。
加湿器は電源供給のためコンセントの近くに置きがちではありますが、延長コードを使ってなるべく離れた位置に置きましょう。
加湿器のベストな置き場所はどこ?
じゃあどこに加湿器を置けば良いんだ?ということで、
ベストな条件は次の通りです。
- 部屋の真ん中
- 床から約70~100cmの位置
- エアコンなどの風や熱の影響を受けない場所
- 換気扇から遠い場所
つまり、先ほどのこのイラストでいう④の場所です!
部屋の真ん中で加湿することで、部屋中を満遍なく加湿することができます。
そうなんです、ジャマな場所なんです(汗)
最近は見た目的にもオシャレな加湿器がありますが、部屋のド真ん中はさすがにジャマです。
電源のコードも見えるし、歩くと引っかかりそうで危険…。
そのため、現実的なことを考えると、
なるべく壁側に近い、部屋の真ん中というのが及第点ではないでしょうか。
適切な湿度はどのくらい?
湿度は一般的に、1年を通して40~60%が過ごしやすいと言われています。
40%を下回ると、肌や髪がパサついて咳が出たり、ウイルスによる感染の危険性が高まります。
反対に、加湿し過ぎにも注意です。
カビが繁殖する条件は「温度15℃、湿度75%以上」と言われているので、ガンガン加湿して部屋を暖めてしまうと、カビの温床を自ら作っていることになります。
加湿器を使わない!簡単にできる加湿方法とは?
置き場所に困る加湿器ですが、実は簡単に部屋の中を一気に加湿できる裏ワザがあります。
その方法は、浴室の扉を開けっぱなしにすることなんです。
特に、お風呂に入った後には、そのまま扉を開けっぱなしにしてみてください。
いとも簡単に家の中を加湿することが可能です。
同時に、浴室内が換気できるので、カビ発生を防ぐこともできます。
お風呂に入らないときは、常にお湯を溜めて扉を開けておくのも効果的ですね。
浴室から部屋が遠い場合は、「うるさらシリーズ]」というエアコンに加湿機能を備えたものも販売されています。CMでもおなじみの「うるるとさらら」です。
濡れたタオルを干すのもエコですが、見た目はあまりよろしくないですもんね(笑)。