今年もやってきました、年末の忘年会シーズン。
我々サラリーマンの宿命ではありますが、
「なんだか、気疲れするし…正直行きたくないなぁ…」と思うことはないでしょうか?
中には、飲み会そのものが好きな人や、上司の立場からすると進んでやりたいという方もいると思います。
しかし、会社というものは縦社会であり、体育会系のような絶対的な上司が存在する、いわばピラミッド型がほとんど。
上司に強制的に連れられて・・・という方の方が多いのではないでしょうか?
今後の職場関係を円満に保つためにも、
会話のスキルや気配り、上司にお酌する、中には出し物まで(!)…といった、試練が待ち構えています。
私自身も30代サラリーマンですが、そんなに飲み会や忘年会が好きではないほうです。
というか、そんなお金があったら別の自己投資などに使ったり、貯蓄に回したほうがって考えちゃいます。
もちろん、友人や気の知れた人との飲み会は気も遣わないし好きなのですが、気を遣う人たちとのコミュニケーションがメンドクサイって考えてしまいます(笑)。
しかし、僕ももうサラリーマン生活8年目。
飲み会でのコミュニケーションも大切であるということは重々承知。
その経験から、上司や仕事関係の人と、うまーくコミュニケーションを保てるようなコツをご紹介します。
とにかく、聞き役に徹する!
ビジネス関連の集まりだと、飲み会といえどもつい仕事の話になりがち。
上司との飲み会だと、友達同士ではないため、お酒を飲んでも飲んだ気にならない…
そもそも、何を喋ろう?と思ったときにオススメな対応の仕方をまとめていきます。
相手に興味を持つ
一番大切なことは、「相手に興味を持つ」ということです。
人は誰しも自分のことが大好きです。特に威張りたがる上司や先輩がいたら、効果は抜群なのが、
“相手のことをとにかく聞きまくる”ということ。
そして、褒めることがポイントです!
「さすがですね!」
「そうなんですか!」
「勉強になります!」
・・・と、とにかく聞いて聞きまくって、ここぞというポイントで褒める!
特に、上司のような立場の人からすると、自分のことを聞かれたり褒められたりして悪く思う人はあまりいません。
上司に「コイツ、かわいいやつだな」と思われれば勝ちです(笑)
ただし、くれぐれも不自然に褒めすぎないようにね。
限定質問ではなく、一般質問をする
聞き役に徹する中で1つポイントがあるとすると、
「一般質問」の割合を多くしましょう。
質問の種類には、主に2種類あります。
それが、「限定質問」と「一般質問」というもの。
よく、会話本などでも紹介されることがあるのですが、
限定質問は、
「運動しているの?」とか「今日の晩御飯ご飯は何?」
といった具合の質問。
返答としてはYESかNOか。
または返答が単発になってしまう質問の言葉を指します。
反対に、一般質問は、
「どうして運動を始めたの?」「どんな仕事をしているの?」「休日は何をしているの?」
といった、“返事がYESでもNOでもない質問”を指します。
こちらの返答は、単発で終わらないというところがポイントで、会話が広がりやすいのでキャッチボールがしやすいんです。
限定質問ばっかりだと、尋問のように感じて不快に思われてしまいます。
なるべく、一般質問の割合を多くするように聞き役に徹しましょう。
困ったときは料理の話

会話をすることが苦手な人は、
「何を喋っていいか分からない」と思うネタ探しに困る人がほとんどだと思います。
長い飲み会や接待の中で、話のネタに尽きることはよくあることです。
そんなときは、
目の前のことをすべて話の話題にしちゃいましょう!!
何だって良いんです。
目の前に運ばれてきた料理の話。壁に掛かっているポスターの話、隣のカップルの話・・・
あの店員さんが可愛い!だって良いんです。
一番よくないことが、「この人は何を考えているのか、いまいち分からない」と思われてしまうと、なかなかいい方向へ会話の発展はし難いです。
今ある状況のすべてを武器にしちゃいましょう。
「こんなこと言ったら、引かれるかな・・・?」ということだって、大丈夫。
お酒の席なら尚更ですが、人は会話の内容まで意外と覚えていないものです。
仙人になってもいい
これは究極の技ですが、もし、あなたが上司との飲み会で、あまり乗り気がしない場合は、もう、「無」になっちゃってください。
そもそもの上司に何で気を使わないといけないんだ!
・
・
というボヤキはさておき、仙人のごとく、無心になってひたすら時間が過ぎるのを待つ・・・。
今の状況は一生続くものではありません。
変にマイナスに考えすぎず、自分をダメだと思わず、明日のことでも考えながら、時が過ぎるのを待ちましょう。
お酌はなるべくしよう!

もし、あなたがまだ若いサラリーマンでしたら、
上司の方は部下に対して会話の内容よりも、振舞い方を見ている人が多いです。
特に飲み会の場は、(面倒ですが)それなりの振舞いをしないと、上司から注意を受けたり、評価が下がったりと面倒くさいことになります。
そんな面倒くさい状況を避けるためにも、会話に注力するよりも周りを見て、先を読んで行動することを意識したほうが賢いと言えるでしょう。
具体的には、次のような行動です。
- 周りの人のグラスの中身が半分以下に減っていたら、飲み物を確認or注文する
- サラダなどの大皿はなるべく小皿に取り分ける
- 焼肉の場合は率先して焼く係を担当する
- お酌をするときは両手で!
この4つはせめて意識しておくことをオススメします!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕なりの会話のコツであり、飲み会を過ごすコツを紹介しました。
まとめるとこんな感じですね。
- とにかく聞き役に徹する!
- 困ったときは目の前にあるものの話!
- 更に困ったときは無心になっても良い!
- なるべく先を読んで、周りを意識した行動を心がける!
そりゃあ、ビジネス的な飲み会では、お互いがwinwinになるような良い情報交換ができることが理想ではありますが、最初から素晴らしい知識を備えているわけではありません。最初から気遣いができなくて当然。
人間、なかなかそんな器用なことはすぐには出来ません。
それに、僕が思うには、気を遣うような飲み会の時間はできるだけ少なくして、
ストレスフリーに仕事をして、空いた時間は勉強や自己研磨に費やしていきたいものです。
お互いに勉強になるような有意義な飲み会なら良いですね。
無駄に飲んだくれないように、注意したいものです。。
うん、何はともあれ、
飲みすぎには注意です!