こんにちは!tomoです。
またまた買ってしまいました、オールドレンズ。
その名もCARL ZEISS JENAの「 FLEKTOGON(フレクトゴン) 20mm f2.8」!!
ドイツの名門レンズメーカーであるカールツァイス。
オールドレンズを嗜んでいる方には、フレクトゴンは広角の部類として有名ですね。
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FLEKTOGON 20mm f2.8の紹介
フレクトゴンは後期型のゼブラ柄が有名なのですが、調べてみると3つの世代に分けられるようです。
- 前期型:シルバー筐体の前期型
- 中期型:ゼブラ筐体
- 後期型:黒色筐体
僕が購入したフレクトゴンは後期型ですね。
1978年頃に生産されたもので、最短撮影距離はなんと0.2m!!ちょっとしたマクロ撮影できちゃいます。
ボケ感は、Helios44-2のぐるぐるボケのようなクセもなくなめらかな感じ。
以下、レンズ(Flektogon 2.8/20mm)の詳細です。
生産:旧東ドイツのCarl Zeiss Jena製
レンズマウント: M42
フィルター枠: 67mm
絞り羽: 6枚
絞り値=2,8-22
撮影距離: 0,19m-∞
絞り方式: 自動、マニュアル
重さは236g。
オールドレンズにしてはちょっと大きめでズッシリ感がありますね。
僕はカメラの専門家ではないので、詳しいことはググると沢山出てきますので詳しくはそちらをご参照ください!(^^;
FLEKTOGON 20mm f2.8の実例
とにかく、撮りまくってフレクトゴンの描写を見ていきましょう。
オールドレンズの超広角は初だったのでウキウキです!
たまたま実家(長野)に行く前に購入したので、せっかくなので長野の田舎で撮りまくりました。
8月の暑い季節でしたが、この日は雨が降った後でどこか爽やかで心地よい陽気。
ただひたすらに玉ねぎ(笑)。
結構シャドウの部分がクッキリと出ます!コントラストが絶妙なので、白黒設定にすると更にオールド感が増すように感じます。
うむうむ。
ちょっとくたびれた靴も柔らかくもあり陰影が良い雰囲気ですね。
そして広角レンズらしい建造物(橋)もこの通り!!
20mmもの広角レンズはこれまで使ったことがなかったのですが、ここまで入るのか…!と感動レベルです。
やはり広角も接写も見事にこなすフレクトゴンは万能ですね!旅のお供としてはメインのレンズとしても活躍しそうです。
フレクトゴンの意味は?
気になる「フレクトゴン」の名称の意味を調べてみました!
フレクトゴンは、「フレクト」と「ゴン」で構成されます。
「ゴン」というのは「角」を意味するギリシア語で、フレクトはリフレクト(反射)という意味があるようです。
ちなみに兄弟分ともいえるオールドレンズの「ビオゴン」の意味は「ビオ」=バイオ(もとは連鎖・連結を意味するラテン語)からきているようです。
接写ができる広角オールドレンズ!
上記に書いたように、0.2mまで対象に寄れるので面白い写真が撮りやすいです。
手前の対象物に接写しつつ、背景までガッツリ入ります。
景色を多く撮ったり、たまに接写で撮りたい場合もこのレンズ1本で問題ありません。
購入経路
オールドレンズは基本中古品なので一点ものと言えます。
フレクトゴンはオールドレンズの部類の中でも有名なレンズなので、前期~後期型まで中古カメラショップなどでも見かけることが多いと思います。
購入ルートで手っ取り早いのがやはりネットオークション(ヤフオク!など)。ショップで買うよりも割安な印象ですね。
今回のフレクトゴンに関しては、ヤフオク!で53,900円で入手しました。
状態が悪いものなら3万円台もありましたが、40,000円以上のもののほうが状態が良くて安心っぽいです。
ちなみに第二世代のゼブラ柄が多く出回っておりますが、僕が購入した黒鏡筒のフレクトゴンのほうが、ゼブラ柄よりも¥5,000〜¥10,000ぐらい割高な印象です(2020年8月時点)。
FLEKTOGON(フレクトゴン) 20mmのレンズカバーを!
オールドレンズでもやっぱりレンズは大事に扱いたい!という方は、やはりレンズカバーがおすすめです。フィルター径は67mmなので、僕は以下のフィルターを購入しました。
なるべくオールドレンズの味を失わず、金額的に値が張らないものをチョイスしました。
ちなみに今回使用しているカメラは毎度お馴染み愛用のSONYのα7Ⅱです。
このSONYはEマウントで、フレクトゴンはM42マウントなので、アダプターが必要です。
マウントアダプターには高いものもありますが、そこまで高いものでなくても十分な気がします。
まとめ
FLEKTOGON(フレクトゴン)20mm f2.8は、とにかく広範囲に撮れるし、寄りでも撮れる万能なオールドレンズです。
今回は田舎の風景を撮りましたが、都会の街並みなんかもきっと良い具合に撮れそうですね。
そして、フレクトゴンは現代のカメラにつけてもカッコイイ!!
ずっしりとした重厚感が良いカメラ心をくすぐります!!
カメラは撮りたい対象を美しく撮れることも大事だけれど、見た目も良いとテンションが上がりますよね^^
オールドレンズを広角で楽しみたい方にはおすすめのレンズです!