こんにちは! batabata(@batabata_t)です。
先日、東京都港区にある「根津美術館」に行ってきました!
多くの国宝や重要文化財などを収蔵している根津美術館は、都内であればアクセスがしやすく、休日にふらっと芸術を楽しめる最適な場所でした。
建築や芸術に関わる人は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
今回、その魅力とスポット情報についてまとめてみました!
Contents
根津美術館とは

根津美術館は東京都港区にある私立美術館です。
数々の国宝や重要文化財を収蔵しており、美しい建物や庭園でも知られています。
「根津美術館」の概要&魅力

日本・東洋の古美術品7,400点を収蔵
根津美術館は、元々は鉄道王として知られる実業家の初代 根津嘉一郎が集めた古美術品コレクションの保存と展示のために1941年に建てられました。
現在の建物は建て替えられたものですが、とっても歴史ある美術館なんです。
「根津美術館」は、初代根津嘉一郎氏のコレクションを展示した美術館です。初代根津嘉一郎氏は、東武鉄道や南部鉄道(現 南海電気鉄道)などの再建に関わり、「鉄道王」と呼ばれた実業家で、衆議院議員なども務めた政治家でもあります。
若いころから日本・東洋の古美術品を収集しており、明治から大正期にかけては海外に日本の美術品が流出するのを防ぐために、多くの私財を投入して美術品を買い求めたと言われています。初代根津嘉一郎氏の没後、集めたコレクションを秘蔵させずに「衆とともに楽しむ」という故人の遺志を継ぎ、2代目根津嘉一郎氏が「根津美術館」を開館しました。現在の「根津美術館」は、もともと根津邸の敷地だった場所に建てられたものです。Travelbookより(https://www.travelbook.co.jp/topic/17010)
建築家・隈研吾氏の設計による建築デザイン
建築家の隈健吾氏は、建築に携わっていない人でも聞いたことがある建築家ではないでしょうか?
2020年の東京オリンピックの新国立競技場の設計を行ったことでも有名ですよね。
根津美術館は、隈研吾氏の設計によって、2009年に新設されました。
和風家屋を思わせる大屋根が印象的で地上2階・地下1階の構造です。
延べ床面積約4000㎡。木材をふんだんに使うことで「和」をイメージした建築デザインが特徴的です。

根津美術館の入り口に向かう回廊では、竹をふんだんに使っています。
ここは、まさにインスタ映えスポットですね!
ただ、人がいないタイミングでの撮影がなかなか難しいです(笑)
現在の建物は、新設されたとはいえ、“第二次世界大戦以前からの歴史を持つ美術館”としてこの日本でも珍しいようです。
建物の中は、絵画・書蹟、青銅器、茶の湯の美術など、日本の歴史を感じる素材からなる古美術品が展示してあります。
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お土産屋もあり、また英語でも解説も充実していたので、外国人の方も楽しめそうです。
庭園とカフェ「NEZUCAFE」
本館から一歩外に出ると、そこには4棟の茶室を含む17,000㎡におよぶ庭園が広がっています。

ぐるっとゆっくり歩くだけでも、良い散歩になるくらいの広さがあります。
僕が行ったのは冬なのですが、紅葉の季節や、春先に行くとまた素敵な情景を見ることができると思います。
庭園内には、NEZUCAFE(ネヅカフェ)というランチもできるカフェがあります。

調べたら食べログにも情報がありました。
ガラス張りの建物内から、庭園を見ながらお茶ができるって素敵ですね!
根津美術館の営業時間、休館日・所要時間、混雑情報
営業時間と休館日
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日・展示替え期間・年末年始
※月曜日が祝日の場合、翌火曜日
所要時間と混雑情報
僕は平日の昼間に行ったのですが、特に並ぶこともなく、ゆったりと見て回ることができました。
ネットの情報を見る限りですが、土日・祝日・GWをはじめとした大型連休は、混雑することがあるようです。
開館20分前ほどから、数十名並ぶこともあるので混雑が予想されるときは早めに来館することをおすすめします。
所要時間は、庭園や美術品など、全部を見て回るとなると約1~2時間程です。
入館料
一般 | 1300円(1100円) |
---|---|
学生【高校生以上】 | 1000円(800円) |
一般 | 1100円(900円) |
---|---|
学生【高校生以上】 | 800円(600円) |
*( )は20名以上の団体
*小・中学生以下は無料。
根津美術館へのアクセス
最寄り駅は東京メトロの「表参道駅」です。
「表参道駅」から、ゆっくり歩いて10分程の場所にあります。
車でお越しの場合は、駐車場は9台(うち身障者優先駐車場1台)あります。
実際に行ってみた感想
展覧会は、時期によって毎回テーマが変わるので、その季節や時期に合わせて楽しむことができるようです。
四季を感じる庭園は、都会の喧騒を忘れることができる落ち着きのある空間でした。

NEZUCAFE(ネヅカフェ)では、僕はちょっとオシャレに(?)カプチーノを嗜んできました。

平日の昼間でしたが、そこそこお客さんが入っていました。
とはいえ、並んで待つことはなかったので、すぐに入ることができました。

庭園を見ながら、コーヒーが飲めるなんで最高の贅沢ですね。
日本人のDNAなのでしょうか?
都会の喧騒を忘れ、ほっと一息。そんな時間も時には必要です。

庭の池に移る緑も美しい。

本当にここは南青山か?と思うくらい静かです。
こんな素敵空間を作ってくれた初代 根津嘉一郎さん、ありがとう!
まとめ
僕は正直美術品は詳しくないのですが、隈健吾氏の自然と調和した建築物が見れただけでも大変満足でした。
よく美術館など行くと歩き疲れてしまうんですが、この根津美術館は庭園を見ながらカフェでゆっくりできるので、疲れるということはなかったです。
- 都会の喧騒を忘れることができる癒しの場所としておすすめ
- 建築や芸術に興味がある人は一度行く価値あり
- 建築や芸術に興味がなくても、癒しの場所として寛げます
- 英語の解説もあるので、日本の文化を外国の友人に紹介するときにおすすめ