こんにちは、tomoです。
息子のはるくんが生まれる2か月くらい前の2020年2月。
東京にある大きな病院で、お腹にいるはるくんの心臓の疾患が見つかり、「両大血管右室起始症」と「肺動脈狭窄」と判断されました。
それから、はるくんが4月に生まれ、あっと言う間に時は経ち、気付けば12月。
生後8か月を目前に、心臓の手術をしました!
手術日当日
2020年12月9日(水)。
いよいよ手術当日。
そういえばはるくんがいない朝って久しぶりだなぁ。
朝から気持ちが落ち着かない。
藁をもつかむような気持ちで、神頼みでもなんでもしようと思い、
病院に行く前に、家の近くにある白幡神社(藤沢)へ妻と二人でお祈りしに行ってきました。
手術は午後1時からの予定で、「朝10時くらいに病院に来てください」と言われていました。途中神社へ寄りましたが、遅刻せずに到着することができました。
ハイケア2病棟から、手術室へ
今後恐らく一生付きまとってくる心臓のこと。
今まで普通にミルクを飲んでいるし、体格もムッチムチでほぼ標準の身長体重。
疾患があるだなんて感じさせないくらい元気なはるくんです。
相変わらず、目の前にあるものを掴みまくり、口に持っていってしゃぶしゃぶしようとします(^^;)ベッドにあるコード類も狙われる対象なので、ちょいと気をつけねばです。
そして、いざ手術室へ。
看護師さんに抱っこされて連れていかれる姿がなんとも切ない・・・
本人はこれからの手術について、恐らくよくわかっていないはず。
でも、現実と戦い、受け入れなくてはならない。。
手術は、12:50頃から19時くらいに終わりました。
手術後に先生から説明
手術が終わると、先生から連絡が入り説明を受けます。
肺動脈の弁はやはり小さい(7割くらい)。
一度いじってしまうと二度と修復も機能もなくなるため、今回はそのまま残すことに。
ただし、身体の成長に合わせて大きくなってくれれば良いけど、
10年後になるか、30年後になるかは、経過を見ながらになるとのこと。
手術後に分かったもう一つのこと
また、手術中に心室中隔欠損がもう一つあることが判明してしまった。
だけど、
とりあえずは、気にしなくてよい・・・ということで、ほっとしました。
・・・先生が険しい表情でいうものだから、もっとヤバイことかと思った・・・
手術後のはるくん
手術後は、そのままICUへ。
人工呼吸器や点滴、ドレーン(胸水)、輸血などのたくさんの管がついていて、今は麻酔で眠った状態でした。
正直、さっきまで抱っこされて、笑っていたはるくんだったので、その姿のギャップに泣きそうになってしまった。妻は「しかたがないよね」と言うが・・・。
でも、サチュレーション(血中の酸素濃度)が100になっていたので良かった。
最近の診断では85~90あたりだったので。
そして、術後の発熱で熱が38℃くらいあるようなので、氷嚢で冷やされてた。
触っても良いとのことだったので、妻とふたりで少し触りました。
ちゃんと体温を感じるし、静かに眠って胸が動いてちゃんと呼吸しているみたいで安心した。
傷は・・・やはりちょっと痛々しいけれど、頑張った証だよね。
今後の予定
手術後は身体にダメージがあるので、早くても土日まではICUにいるみたいです。
ハイケア病棟が混んでいたら、本人の状態が良くなったとしてもしばらくICUにいることもあるらしいです。
今日は手術後容態が急変する可能性があるから、
そんな緊急事態は絶対避けたい・・・
それにしても、医療関係の人はすごいですね。
心臓の手術って全く想像もできないけれど、人の命を救うことができるなんて、神の偉業か・・・!?っていうくらい。
数十年前は胎児の状態では分からなかった心臓病が、今ではエコーでわかるようになって、
今回の両大血管右室起始症や肺動脈狭窄のような疾患に対して早めに処置ができる(早めに救うことができる)っていうのもよく考えるとすごいことです。
本当に感謝しかありません。
お金の面も、日本にいる限り心配もいらないので、ありがたいです。
早く元気になってほしいな。